夏は自分の部屋をエアコンなしで過ごす。毎年、その対策の改良を楽しんでいた。やせ我慢(太っていたのでデブ我慢とも)とも言われていた。2011年6月にボヤがあってその部屋の電気製品はゼロになった。その夏はこの部屋が一番涼しかった。電気代は前年対比50%ダウンになった。
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漏電の危険があって、この部屋のブレーカーはoff。涼しくなった最大の理由は、熱を出すものが無くなったこと。それまでは熱を出す機器の総合デパートだった。パソコンはワークステーション等3台。液晶モニター5台。レーザープリンター2台。テレビはプラズマ42インチ。プロジェクター600W。真空管アンプ等6台。等々が足の踏む場所もないほど省エネ無縁の物があった。
部屋の中に熱を出すものが無くても室温は太陽が出てから夕方までは徐々に上がりだす。天井付近が最も暑い。ボヤで壁の換気扇もだめに。ラッキーな?事に天井の一部が焼け落ちて熱気を外に出す換気口になった。最も暑い部屋の空気を電気代ゼロで外に出してくれる。
天井裏の上は屋上。最も暑いのが屋上で裸足では歩けないほどで、猫も晴れた日中は屋上にはいかない。屋上が農園なので天井裏が暑くならないことも、部屋の室温を上げない理由だった。それでも、外気温が35度ともなるとじわじわと温度は上がります。
部屋の温度が上がる理由で一番は太陽の見えない光。これが室内に入ると気温よりも体感で暑く感じる。そして室内の壁や床など光があたる場所に蓄熱される。明かりと熱は一緒に部屋に入る。そこで明かりを諦めて熱線を入れないようにした。幸い?ガラスが火災で破損したので雨戸を閉めた。結果涼しい部屋になった。
室温30℃は、部屋の空気の温度=気温と思い込んでいた。実際は床、壁、天井、家具、家電、パソコンと部屋にある物がほとんど30度になっていた。部屋にある物全て温度計とほぼ同じ温度、気温とは物温だった。一番高い温度は天井で、天井の温度が高いと夜に寝苦しい部屋になる。
今までは、1個の温度計で部屋の温度を判断していたので、実態を知るためこの部屋にはデジタル温度計を10個置いて時間別、場所別で測って見た。部屋の温度は床と天井では違う。また部屋の場所によっても温度が違う。ただ基本は部屋の天井が床より温度が高い。それでも夕方から朝方まで窓を開けたままにすると部屋全体の温度が均衡する。
天井が暑いと、夜に外気温が下がって外気を部屋に入れても天井の温度は急激には下がらない。天井からは温度が下がるまで熱が出て部屋全体の気温も下がらない。そこで壁の換気扇をやめて、天井に排気用の換気扇を付けた。最も温度が上がる場所から排出した。
消費電力メーター付きのテーブルタップ。電気使用量を抑えようと言うので購入。でもボヤ1発で節電50%達成。今では熱を出す電化製品を見つけるのに活躍?。涼しい部屋の2番目の決め手は部屋の中で熱を出さないことだから。→続く
部屋を暖めないのが涼しく過ごす決めて。特に台所は熱を出す場所だが、部屋が温まると冷蔵庫も温まりさらに暑くなり、冷蔵庫の電気消費も増える。だから朝は部屋が温まるほどの熱を出さないようにした。煮物などはSOSを使い外気温が下がる夜だけ使う。3口ガスコンロにプラス1口サラダオイルコンロ。
この季節は台風、豪雨などの災害が多い。だからニュースは気になる。今までは省エネ無視?に近いプラズマテレビで見ていたがボヤで退場したので液晶に。液晶は発熱が少ないがそれなりに熱を出す。ニュースはラジオにした。でも台風など進路を画像で見たい時は携帯のワンセグにした。この携帯は現在携帯では使っていない。防災グッズで取って置いたもの。→続く
朝日が出て人間や猫が温かく感じても温度計の温度は、すぐには上がらない。でも人間が暖かく感じた時は、すでに部屋の温度も徐々に上がり出す。それだけ空気の温度上昇には時間がかかる。私は猫に比べて着衣や気分で温度の感じ方が変わるので、太陽光パネルの発電で見て見た。思った時間より早く太陽の熱は強くなる。