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手作り石けんの材料 食用廃油の入手方法

手作り石けんの材料に使う食用廃油の入手方法の参考にして下さい。

廃油のことでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

食用廃油とは

サラダ油など食用油の使用したものです。フライや天ぷらで使用した油です。

家庭や飲食店、食品工場など幅広く使われています。

最近は家庭で揚げ物をしないことが多くなりました。

エコの観点から手作り石けんに食用廃油を使いたい場合は他からの入手も可能です。

 

植物油燃料の入手方法

揚げ物をしないご家庭で食用廃油を入手したい方は、お知り合いのご家庭や、

近所の天ぷら屋さん、そば屋さん、居酒屋さんなどから無料でもらえる事があります。

厨房がある施設ならほとんど食用の油を使っている可能性があります。食品工場でも食用の廃油がある場合があります。その厨房が会社やチェーン店などは本社や本部の了解が必要とか面倒になりやすいので個人店など気軽に頼めるお店で入手してください。

 

植物油100%を入手

植物性と言っても植物油と植物油脂があります。油は常温で液状のもので油脂は常温では固まっているものです。お店や工場によっては植物油と植物油脂を使う場合もあります。またラードを混ぜる場合もあります。

植物油100%かどうかは先方に聞いてみるしかありません。

天ぷら屋さんや居酒屋さんではほとんど100%の植物油を使いますので、

近所のお店で入手してください。

 

お店訪問のマナー

馴染みのあるお店なら気軽に頼めますが、知らないお店に頼むのは勇気がいるものです。

お店の知り合いがいれば勇気はいらないですが、知り合いもない場合は思い切ってドアを開ける勇気を出して下さい。この時に考慮して欲しいのはお店などの営業時間です。出来れば準備中で忙しさが落ち着いた時間帯にしましょう。

 

頂く時のマナー

次にお店では一般的には業務用の食用油は一斗缶(18リットル)入りの金属缶で購入しています。食用廃油もこの缶に溜めて満杯にしてから廃棄処理業者に依頼しています。そのため行ってすぐにあるとは限りません。運よく有った時でも2㍑に小分けしてもらうのはお店などの負担がありますので、一斗缶が満杯の状態で頂いた方がお店などの負担が減ります。1缶で2㍑のペットボトルが約9本分になりますのでグループで分けるなどしましょう。多すぎて廃油が残っても災害時の燃料として活用も出来ますので備蓄して下さい。


空き缶の捨てるマナー

お店でゴミとして出すと業務用の食用油が入った一斗缶は事業ごみ(事業系一般廃棄物)として扱われます。これを個人で手作り石けんの材料として使って空き缶になったものをゴミとして出しても見た目から業務用として拒否されました。そこで清掃センターに相談した所、まとめた数は無理だが1個なら張り紙をして出して下さいと言われて、缶に張り紙してその旨を大きな文字で書いて持って行ってもらっています。各行政で対応は違いますので相談の上でルールを守った廃棄をしてください。これは東京墨田区の例です。

 

色で判断しない

お店によって頂いた油の色が違うことがあります。家庭で使うサラダ油は新しい時はほぼ透明で、使っているうちに茶色に変わりますが、お店の油はこれよりはるかに濃い茶色の事があります。この場合は味を良くしたいということでわざわざ高級なゴマ油を他の油と混合していることがあります。中にはゴマ100%のお店もありますから見た目で油が劣化していると勘違いしないで下さい。ゴマ油100%も手作り石けんになります。

色が濃い油も手作り石けんになるとアイボリー色に変わってきます。

 

ペットボトルは満杯で

せっかく油をもらっても保管方法では劣化します。一番気を付けたいのは空気に触れないこと。そのためにはペットボトルで保管する場合は容器いっぱいに油を入れて下さい。保管は直射日光を避け、高温の場所を避けることです。

 

廃油をキレイにする

廃油をキレイにするには台所のゴミネットを使うのが簡単です。

急がない時は、ペットボトルのまま廃油をしばらく放置すると油より重いものは沈み、

軽いものは浮かんできます。真中がキレイになった油になります。

取り出す時は、底のゴミが溜まった上部の少し上に

千枚通しなどで穴を空けるとキレイな油だけを取り出すことが出来ます。

 

植物油の保存期間

正しく保管した油は手作り石けんの材料として約5年たっても使えます。

保管中は災害時の燃料としても役に立ちます。

 

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参考資料

 

一斗缶は焚き火で使える

業務用液体洗剤などは金属製の一斗缶からプラスチック容器に変わって来ています。

それは廃棄のコストや手間などがプラスチックの方が簡単だから。金属缶は年々貴重品になっています。

でも、金属製の一斗缶は災害時に焚き火でとても役に立ちます。一般的には1個で使うことが多いのですが2個、3個とつなぐと実用的なカマドが作れます。

 

災害で使える植物油燃料とは

サラダ油、天ぷら油などの植物油は、ストーブやコンロ、ランプで

使える燃料になります。油は新油、廃油、賞味期限切れでも使えます。

オイルコンロが1個なら2㍑あれば約50時間燃やすことが出来ます。

キャンドルの代わりで使えば約450時間は灯りを確保できます。


50時間」の持つ意味とは

大規模災害で救援を待つ期間は

最短で約1週間(東京都で2011年発表)

オイルコンロで使う場合の約50時間と言うのは

16時間×8日間=48時間は炊事や灯り、暖で火を使えるということです。

ご飯は1時間で3合炊けます。(約3食分)

お湯を沸かすことや暖かい飲み物を口にできる以外に、衛生の確保にもお湯が使えます。